
あなたは、立ち姿に自信がありますか?
わたしは昔、自分の外見に自信がなく人と顔を見られるのが怖くて猫背でした。
自分の立ってる姿勢がどう見えようが気にもせず、会社帰りの電車の待ち時間はため息をついて目はうつろ。安モノのどこで買ったか覚えてない年中履いてるスカートはシワができてて汚れもある。
のぞいて見える足はむくんでパンパン。足がダルくて閉じる気も起きない。
毎日遅刻ぎりぎりで朝に急いでバッグにつめた道具は結局1日何も使わなかったものが入ってて、ただただ重い。
肩にかけてると首も肩もだるくなってきた!!
仕事もできないし、見た目はダサい。わたしは人を嫌な気分にさせてしまう。「できることなら他人の視界に入らない生活がしたい。」とか本気で願ってました。
電車内ではつねに髪で顔を隠して、がに股で片足に体重をかけてだるそうに立つ。
スマホでゲームしながらアゴもしゃくれて、口は笑っても「へ」の字。
これが入社2年目のわたし。
ところが今ではヨガインストラクターや初対面の人から
「バレエとかやってました?」
と言われるほど普段から姿勢をほめてもらえるようになりました。
先日、心理学の講義に参加してきたのですが、その時たまたま整体師の方と6時間以上お話する機会があったのですが、その間まったく姿勢を崩さないわたしに
「姿勢が完璧すぎる 笑」
と大げさなほどほめていただきました(もっとリラックスして話しましょうよと言うことだったかも 笑)
だとしても、人からほめてもらえて嬉しかったことを覚えています。
姿勢が良くなってから感じている良かったことは、ほかにもあります。
たとえば
- 自信がわく
- 疲れにくくなる
- 第一印象の好感度アップ
- 代謝アップ
- しぐさも意識するようになる
- 似合う服が増える
- 安モノを着ても良い服に見られる
- 軽度の二重あご、しゃくれが治った
「自信がわいてくる」というのは人生を楽しむことにもつながります。姿勢を整えるだけで人生がハッピーになるなんて、とてもお手軽な方法だとおもいませんか?
科学的にも証明されています。※「パワーポーズ」の項目で詳しく説明しますね。
第一印象の好感度アップは、婚活において重要ですよね。
相手に自分の良い面を見つけてもらいほめてもらうことは本来とても嬉しいことです。ところがそうでないこともあります。たとえば、知り合ったばかりの男性とのデートでは男性から外見をほめてもらっても、正直、下心からホメてるな…とテンションが下がります。
ところが、「姿勢が良いね」とほめてもらえると「内面や生活が健康的だね」というほめ言葉だと思えるのです(笑)なので、素直に喜ぶことができます。
それに初デートでは、ぜひ好印象を残したいですよね。またこのような経験がふえると徐々に自分の自信にもつながっていきます(=自己肯定感アップ)
疲れにくくなるというのは、たとえば長時間立ちっぱなしのディズニーランドとかハードなデートのときに発揮します!
ちなみに心理学の研究で人の好感度は、
①挨拶と②別れ際の印象が大きく影響するとされています。
好意のある男性、このヒトとまた会いたい!と思える人と仕事終わりにする夕食デートでは、1日の疲れがお店を出たとたんにどっと出てきても、別れ際に笑顔になれちゃうものです
ディズニーランドデートとかでも。
◝( ゚∀ ゚ )◟またね〜
という、カラ元気もありでしょうが 笑
(彼も疲れてるかもしれないし、それほど楽しかったねと二人で共有するのもアリですが)
安心感と好印象を与えるなら
別れ際の姿勢はきれいな方が良い
丁寧なおじぎは
感謝の気持ちも伝えられますし。
また朝からほんの少しでも姿勢を意識するのとしないのとでは、夕方の差は雲泥の差です。
正しい姿勢は体に負担のかからない姿勢なので、特に長時間の外出では余裕がある時から意識すると1日中良い姿勢が保てます。
代謝が上がるっていうのは、正しい立ち方からはじめたウォーキングは何も意識せずただ歩く時と比べて、体がポカポカし始めるのが早いなと感じているからです。
わたしは通勤時間の15分をただの歩行にするのはもったいないので、気持ちいいエクササイズにしてました。
慣れると広い範囲で体幹も使うようになるので今まで意識していなかった筋肉も動いて代謝が上がったのを感じています。
また正しい姿勢を意識することで、歩いたり座ったり、腕の動かし方、しぐさも意識するようにもなりました。
さらに、肩に余計な力が入らず下がるので
首が長くなりました
すると今まで似合わなかった服が
似合うようにもなりました。
たとえば肩のシルエットは
プロもとても意識する場所です。
女形の歌舞伎役者で人間国宝である坂東玉三郎さんは、三島由紀夫さんから「世界でもっとも美しい」と称された人ですが、
坂東玉三郎さんは、日頃から肩に筋肉がつかないように意識して生活し、専属トレーナーからは体幹を鍛えるように指導されているそうです。
肩のシルエットは見た目に大きく影響があるということですよね。
実際、わたしは独身時代はお金に余裕がなかったので、中学校から使ってる服もまだデートで来てましたが…
(姉妹、親と共有でユニクロや古着屋や無名の服を 笑)
そんな服でもおしゃれ好きで10万以上の服をあっさり何着も買うような彼(夫)からは
「どこのブランド?良いね」
と何度もほめてもらい、「わたしも知らない」と答えてタグの表示が消えてるのをみて、二人で笑ったことも何度かあります。
ただ、全身安モノだとやっぱりチープ感が出るので、質の良い物とのバランスも大事かもです。
※服などのファッションに浪費グセのあった夫ですが、わたしと結婚する前に「高級な服より中身で勝負する年になった」と言って今では年に2回ほど数万円のもので我慢するようになりました。クローゼットがパンクしてるのも理由の1つです。
話がそれましたね(゚ο゚人))
婚活にはメリットたくさんの正しい姿勢です。そして正しい姿勢とは「立ち方」がキモです!
姿勢の効果「パワーポーズ」
立つ姿勢は、パワーポーズにもなります。
ハーバード大学ビジネススクールのエイミー・カディ准教授による研究で、パワーポーズ(特定の姿勢)をとるだけで無気力状態から自信がわいてくることがわかりました。
国の文化によって多少違いがあるみたいですが日本人は「背を伸ばして立つ」と「手を下にして座る」姿勢がパワーポーズです。
わたしの大好きなヨガでは、背を伸ばして立つポーズを「立位(リツイ)のポーズ」と言い、ヨガの基本姿勢でもあります。
「背すじをのばして立つだけだけでしょ?」
とヨガをはじめた頃は思ってました
ところが、簡単だと思ってたのに、
やればやるほど気づきがあるのです。
今の立ち姿勢の感覚を苦なく出来るようになるまで、それこそ、5年以上かかりました。
ヒトの骨は206本、
足の骨は両足で56本あり足に集中してます。
背すじを伸ばすには足から意識する必要があります。
バランスよく正しい姿勢で立つためには、
負担の少ない状態で206本の骨を積み上げます。
ここまで話して、そんなにアユミは姿勢が完璧なのか!とか思われそうですが、残念ながらクセのない完璧な姿勢のヒトは世の中にいません。
ですが、努力でクセを小さくすることは可能です。
そして上述したように、姿勢を良くするメリットはたくさんあります。
ほとんどの人があまり意識していなので、やればあっさりまわりから「姿勢良いね」と言ってもらえるようになるまで変化します。
それにしても、姿勢を足もとから良くするのって、ほんとに色んな意識する場所があるんです。
わたしが優先順位を決めて楽しめるようになったのは10年過ぎた頃ですし、まだまだわたしも日々試行錯誤しながら過ごしてします。
また今回紹介する内容は、整体でO脚改善で通って学んだことも含まれています。
むかし、足がまっすぐじゃない悩みがあって(٥↼_↼)
同じ悩みがあるなら、これから紹介することを1ヶ月もすれば、別人の足の形になると思いますよ。
それでは紹介しますね!
正しい立ち方
①壁につま先とかかとをそろえ、背中、肩の両端を壁につけ、肩甲骨を下げたまま肩を一度上げて、すとんと落とす
②そのままヒザを曲げる
③足の指を少し上げ、指の間を開いて指の腹をゆっくり床につける(前かがみにならないようできるだけ目線だけで確認する)
④足の親指の腹、小指の指の腹、かかとの3点で立つことを意識

⑤ふくらはぎがくっつくところまで、ゆっくりヒザを伸ばす

⑥体の中心を伸ばすイメージで、①をもう一度意識
※O脚なら①でカカトを2センチほど開いて内股からはじめます。
ここまでやって、お腹のなかが引っ張られてる感覚があれば、体幹を使って足の前後ろをバランスよく使えてます。
後頭部から引っ張られてるイメージと、足の3点で床を押し、アゴが出ないようにします。
緊張したときは、この立ち方で深呼吸すると、リラックスにもなるのでおすすめです。
姿勢も良くなるし、両足からお腹、背中までの筋肉を使えます。
また、立つだけなのでいつでどこでもできます。
わたしは家では歯磨きの時や出かけるまえ、外ではトイレや信号やエレベーターの待ち時間でやってます。
デートでは集中力もアップします(笑)
挫折しそうになったら
とはいえ、言うがやすし。
正しい姿勢を意識するのは慣れるまで逆に疲れます。
だめだと諦めそうになったら、姿勢が良くなってあなたが達成したい目的、メリットを思い出してみてください。
そして、小さなステップで進めること。
すべての動作を完璧を目指してやるよりも、1動作をひと呼吸でやりながら体の感じ方の変化、体のゆれ、使ってる筋肉1点1点に気を配り変化を楽しみながら正しい姿勢を作り上げていく感覚です。
ぜひ楽しんでやってみてくださいね♪